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一般社団法人コンセプションケア協会

EDとは?

 医学的にED(Erectile Dysfunction:勃起障害)とは性交時時に有効な勃起が得られないために満足な性交ができない状態をいいます。EDは、からだの調子、ストレス、パートナーとの関係性からおきてくる性機能の障害です。一般にその原因は機能性(メンタルなもの)と器質性(糖尿病などにより血管や神経が障害される)に分類されます。

 また、EDは年齢とともに増加する疾患です。糖尿病や動脈硬化症を生じるとEDの発症が多くなります。逆にEDがあると、今後、心筋梗塞や脳梗塞などのリスクが高まります。EDは、メタボリック症候群や心血管疾患などとよく相関しており、この関連性は患者の死亡率にまでインパクトを与えています。

年齢とともに増加するED

PLoS One. 2012;7(6):e39234. より引用

EDは老化に伴って増える疾患です。上手は20-30歳と比較して、50歳代はなんらかの勃起に障害があるひとが倍になることを示しています。

しかし、20歳代でも20%のひと、5人にひとりが、勃起になんらかの支障を感じているのも事実です。若い方は心因的な問題が多いと思われます。

次号からは、ED治療の最前線についてご紹介したいと思います。

代表理事 井手 久満

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