2023年1月15日
草食性ならぬ絶食性男子が増えている!?
昨今、若者にはおとなしい感じの草食性男子が増えているとか。
ウキィペディアで、草食性男子とは何かを調べてみると、「草食系男子とは、心が優しく、男らしさに縛られておらず、恋愛にガツガツせず、傷ついたり傷つけたりすることが苦手な男子のこと」とあります。
図は、山口大学 教育社会学・社会心理学:高橋征二先生の論文(社会と倫理 第28号 2013年 p.101―117)からの引用です。山口大学では、七夕祭という大学祭があり、この日は女子学生が浴衣を着用するそうです。その七夕祭の前後で、大学生のテストステロンを測定してみました。大学祭で、浴衣姿をみた男子学生はきっと男性ホルモンがあがるに違いない!と考え、浴衣姿の女子学生を見た後、7月7日の16時にテストステロンを測定しても、7月2日、七夕祭の前を比較して、いまどきの男子学生はいっさい上昇がみられませんでした。興味深いのは、翌日、研究に協力してくれて「ありがとう」と図書券を配ったところ、テストステロンがなんと、1.6倍も上昇しました。「花よりだんご」、本当に草食系男子は増えているのかもしれませんね。
こんな話を医学部の学生さんにしていたところ、先生、「草食性なんてまだいい方ですよ」と言われました。いまは、絶食系男子が増えているというのです。絶食系?
絶食系男子とは、恋愛に興味がない女性より、男性とつるんでいるほうが数十倍楽しい、好きな女性芸能人を尋ねても「わからない」と答える のが特徴だそうです。